看板のデザインは枠内だけでは決まらない

看板を制作するときにはどのような内容を枠内に盛り込むかということを考えてデザインすることが多いでしょう。しかし、看板は枠内だけで決まるものではありません。この意味を理解して制作に取り組めると魅力を高めることができます。

看板は本体も宣伝媒体

看板によって宣伝を行いたいというときには枠内に表示されていることだけが伝えたい内容を伝えるのに利用できる部分ではないという理解が大切です。看板は自由な形状に仕上げることができるため、看板の形から考えることが重要になります。同じプレート型の看板であったとしても長方形か、円形か、あるいは事業に関連するアイテムの外観に合わせるかといったことで見た人に与えられる印象が大きく異なるでしょう。宣伝したい相手が子供なら動物やキャラクターの形にするのも魅力を高めるためのアプローチとして効果的です。看板本体も宣伝媒体になっているという意識を持ってデザインすると、より多くの人の目を引くことができる看板にできるでしょう。

周囲との調和と逸脱による効果

看板は枠の中だけを見て美しくても、実際に設置してみると今一つ優れていないという印象を受けることになる場合がよくあります。看板は周囲の環境の影響を受け易いからです。屋外に設置するのに屋内でデザインを考えていると日照の影響を受けてしまって色合いが良くなかったと気づく場合は珍しくありません。また、周囲との調和が適切に行えるかも大きな問題であり、人が見る角度を考えて背景に何があるかも考慮してデザインしておかないと目立たない看板になってしまうリスクがあります。ある程度の調和を保ちつつ、少し逸脱して見えるようにしなければ目を引くことはできません。そのバランスを考えるために現場の写真に重ね合わせた画像を作って確認するのも重要になります。

枠内へのこだわりも大切

様々な要因を考慮しなければならないとはいえ看板を作る上ではやはり枠内へのこだわりも忘れてはなりません。基本的には本体の形状や周囲との調和は看板に目を向けてもらって漠然としたイメージを掴んでもらうために重要な要素です。最終的に伝えたい内容を具体的に伝えるためには枠内の内容が充実していなければならないのです。まず目を引くことができたところで、枠内から受けるインパクトがあると内容をよく読んでもらえると共に、記憶に残してもらうことができるという点には留意しておきましょう。あまり多くの情報を盛り込んでしまうと目を背けられてしまいがちなので、最低限の情報を選定して見やすい大きさで表示するように心がけるのが大切です。